激闘!チャンピオンシップ
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◆はじめてのエコバ
 
昨晩はW杯ファイナルドローで大盛り上り!でも今日は早起きしてエコバへ。相変わらずハードな土日である。
 朝8.30に東京駅でN上とWると待合せて、愛車パサートでスタート。道は順調で、途中富士山がとてもきれいな快適な往路をたどり、11.00にはつま恋の駐車場に入った。ここからはシャトルバスでエコバへむかう。途中でメシを食おうと思ったが、なーんもないところだったので、エコバまで直行することとした。到着が11.30過ぎ、既に自由席の客は開門前に長い列をつくっていた。で、その中に昨晩一緒に盛り上がっていたジュビギャルM川さんを発見!あんな遅くまで飲んでいたのにもう並んでいる。お互い好きだねぇー。 メシはスタジアム内に入ってジュビロ弁当ですます。なかなかパッケージの素晴らしいお弁当だった。

 さてエコバであるが、その評価は×。つまんないスタジアムだった。アクセス悪い、周囲に何もない、専用じゃない、傾斜も緩い。唯一観客席がトラックそばまでせり出せる所はまあまあだが、それでもピッチは遠かった。まあ、一周したわけでなくさらに席も良くなかった(コーナー上の前から5列目)ので、全体はわからないけど・・・。2階席で見たかったな。

◆ゲーム
 今回は少しマジメにゲームについて触れたいと思う。というのは、触れておきたい、この日の印象を文章に残しておきたい、と思う素晴らしいゲームだったからだ。

 前半、磐田の中盤の強烈なプレスからのボール奪取、左右への展開は素晴らしいものだった。何故中盤が恐れずにプレスに集中できたか?3DFの位置取りが的確であったからに他ならない。田中、大岩、鈴木のDFはそのまま日本代表に変わってもよい(いや、変わるべき)と思うくらい素晴らしかった。そこにPK、鈴木の退場、そして後半9分、見事なゴンゴール!!スタジアムの熱気は最高潮となり、どう考えても磐田の一方的な勝利、となるゲーム展開であった。
 が、しかし、後半34分の秋田の見事なヘッドで鹿島ゴール!この1点ですべては変わってしまう。


◆交代の機微
 磐田プレス成功の要因はもうひとつあった。それは鹿島のサイドアタックをなくすための戦略だった。具体的には、左は金沢が守りで名良橋のオーバーラップを防ぎ、右は西が攻めでアウグストを防御のみ(すなわち上がれない)に専念させた。さらに中山が左右に流れ、藤田、奥が中央突破し、鹿島のDFは左右にふられまくられ、おそらくフラフラだったのではないだろうか。この流れを壊さず、さらに強化するため鈴木監督は後半22分、西を川口に交代する。ここまでは正解だったはずである。しかし、磐田のプレーヤーの気持ちは監督に異なっていたようである。
磐田プレーヤーは「もう1点」をとるため、元気の良い川口にボールを集中する、いきおい磐田の攻めは右に偏りが目立つようになってきた。そんな状態のゲームに投入されたのが本山であった。
 しかし、この状態ではまだ大きな変化は見られないのである。2点差は鹿島にとってあまりにも大きすぎる点差のはずであった。

◆秋田のヘッド
 後10分足らずになった後半34分。コーナーから秋田がヘッドで決める。磐田にとって、この1点は出会い頭の事故のようなものであり、ゲーム状況を一変させるものではなかったはずだ。しかし、磐田にとってこの1点が敗戦への進路をとらせてしまったのだ。
 前半から素晴らしかったDFの位置取りが5m下がった。安全のためだ。しかし、川口を始め攻撃陣は相変わらず攻めにでる。そのため、中盤にわずかだが今迄以上のスペースが生じることとなる。この状況を見ていた時、ぼくは鹿島の同点ゴールは確実に生まれる、そんな予感がした。いや、ぼくだけでなく、生観戦していた観客の多数には、その予感が芽生えたはずだ。スタジアムにはそんな空気が漂っていた。
 FKを左で受けたのはこの日専守だったアウグストである。そのまま左を駆け上がりセンタリング、そこに待っていたのは3分前に交代した平瀬であった。ゴール!!ヴァンズワムのキャッチミスは惜しまれるが、流れは完全に鹿島であった中での同点ゴールであった。

◆そして第2戦
 この状況では、誰が考えても鹿島に大きなアドバンテージを感じるが、シナリオ通りに事は運ぶだろうか。磐田の一方的支配、鈴木の退場、このゲームの前半終了時に、誰がこの結末を予想できたろうか?きっと、もっと凄いドラマが第2戦に待っているはずだ。この両チームには、その期待に違わぬ答えを出す実力があるのだから。

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