柏のはっぱ
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夕焼けはきれいだけど・・・

夏休みの最後を飾り、磐田のジュビロ(歓喜ってことネ)を生でみるため、柏との1st最終戦を柏の葉に観戦に行った。J観戦としては久々にクルマで行ったのだが、柏ICまではスイスイでウチから30分もかからずに到着、その後料金所で20分程度の渋滞にはまったけど、まあまあという感じでとりあえず順調に駐車場までたどり着いた。また駐車場からスタジアムまでは徒歩20分程度あることも事前にわかっていたので、これもそんなにストレスが溜まるわけじゃなく、楽しく歩けた。16号を渡り、柏の葉スタジアムの照明が見えてきた。遠目ではなかなかドシッとしたスタジアムで感じが良い。こりゃ柏の葉はウチから行くには穴場だぞ、ついでに柏サポが日立台に固執する気持ちが良くわからん、と思った。スタジアムに到着するまでは・・・。

◆マッタイラ、掲示板チンケ、導線最悪

 スタジアムに到着、その周囲は柏の葉公園ということだけあって公園で(あったり前)雰囲気は上々だった。で、スタジアムに入った瞬間僕はびっくらこえたのである。まずはスタジアム内の雰囲気。だいたいナイターの時のスタジアムって、カクテル光線がはえてとてもきれいで、何か夢舞台に入ったような高揚感がある。これは西が丘を含めてどこのスタジアムでも感じたこと。だけど、ここは違った。なんかくらーい印象。古びた工場跡地の空き地のような雰囲気だ。
 さらに席に座ってびっくら。ピッチがほぼ目の高さ(ちょっと大げさ)なのである。要は傾斜が緩くとても見にくい。これで3000円!ひでぇーや。
 席でびっくらしたので、ビールを買いに行く。が、この導線が最悪。通路が狭く入場者とスタンド外に出る人がぶつかり渋滞。しかもまったく逃げ場がない。これではキャパの2万人を収容したら、事故が起こる可能性は極めて高いと感じた。
 で、このスタジアム、99年の竣工である。つまり結構新しいスタジアムなのだ。それなのに、このセンスにない設計、そしてうらぶれた感じ。唖然とした。いくら公共の建物だと言っても、ここまで手抜きの設計はないだろう。このセンスの微塵も感じさせない設計で設計費をとる会社も会社だが、金を払う県も県。こりゃホントにひどい。この時になって柏サポの気持ちが充分に理解できた。このスタジアムはJ1が入場料をとってゲームを行う場所じゃないね。お客さんにも相手チームにも、何より柏サポに失礼だよ。2度と使って欲しくないね。

◆ゲーム〜磐田1st制覇〜

 磐田は強かった。でもそんなのは当たり前。そんなことより、僕は柏の強さに驚愕した。これが本当に何連敗もしているチームなんだろうか・・・。

 前半は完全に磐田のペース。自由にボールをコントロールし、ボールポゼッションも抜群、柏に何もやらせなくて、2点目をゲットした時には思わず隣のオヤジに「これで優勝決定ですね」と言ってしまった。が、後半その様相は一転する。

 主要因はサンパイオをセンターバックからボランチに戻したこと。これにより柏は明神との間のバランスが良好になり、中盤でプレスをかけられるようになる。同時に前線への配給もスムーズになり、磐田は藤田が左サイドにはりついたままになってしまい、磐田の中盤機能が失われ、2トップが前線で取り残されてしまうようになった。つまり、柏のドイスボランチが磐田の中盤を分断したのである。以降、柏の怒涛の攻撃が始まり、遂には同点ゴールがつきささる。(っていうか、またヴァンズワムのミスね)僕は単純に思った。何故、前半からこの布陣をとらなかったのかと・・・。

 多分こうだろう。萩村が離脱した後、柏にはCB(リベロ的役割)がいなくなった。薩川や渡辺は完全にストッパータイプであり、DFラインを統率する役割は不向き、というか出来ない。となると、出来そうなサンパイオをそこにもってくるしかないわけだ。しかし前半で2点とられて攻めざるを得なくなり、池谷さんはサンパイオを上げ、リスクをもって森川をCBに起用した。が、これが当たってしまった。サンパイオは前半のオドオドが完全に消え、森川は自分の役割を忠実にこなした。これを以って柏に守備の安定と攻撃に起点が出来たわけである。

 それから後半から入った宇野沢も良かった。柏は1昨年ステージ制覇の直前までいったようにもともとポテンシャルのあるチームである。柳とか黄とかの漢字一文字選手に頼ることなんかしないで、イキイキ若手が頑張れば、2ndは充分に期待を持てると感じたゲームであった。

ジュビババ(失礼)
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