カントクの寝言  成人式特別道徳講座:マナーを守ろう (2003.01.15)
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02シーズンから高校サッカー選手権のファイナルが「成人の日」に変更になった。これは働く観戦者にとってはとっても良いことだ。僕が生で同大会のファイナルを観たのははるか昔、65回大会(1988年度)の東海大一vs国見以来だ。余談だが、この年のお正月は暗かった。なんてったって、ある事情があって失業中の身で、あまり家の外をうろうろ歩くなってオヤジから言われていたし、奥さんはシゴトに行ってしまうし、なーんにもやることないから、家で高校入試の問題集とかを暇つぶしに解いて見たりしていた・・・。そのおかげでこのゲームを観戦できたのだけど。余談はさて置き、その後も素晴らしい決勝戦もあったけどシゴトだからなかなか観られなかった。それが休日開催となったわけだから、国立にむかうのは必然であった。

 で、同じ考えの人が(多分)多数いて、5万人も入ってしまった。5万人も入るといろんな人がいるもんで、しかもその中には普段Jリーグとかを見慣れていない人も多数いたようで、ある意味観客ウォッチングがとても面白かった。そのいくつかの例を紹介。

ごまんにーん

 当日はゲーム開始前に今大会のテーマソングとなっている「理由なきNew Days」をSOPHIAがライブで歌った。なんて書いたけど、ボクはもちろんこの曲もグループも知らない。だって選手権のテーマソングっていったら、ザ・バーズの「ふりむくな、君は美しい」でしょ。それじゃなければ、♪大地に顔をくっつけて、大地の匂いをかいでみろ。汗と涙のしみこんだ大地の匂いをかいでみろ♪って曲でしょう。(これ知ってるヒトは”オ・ヤ・ジ)

 ありゃ、また外れた。SOPHIAに戻る。で、このわざわざ1曲のライブを聞くために、SOPHIAの親衛隊?がメインスタンドS席のド真中、最前列を100人位で占領していたのだ。その娘たちは、歌が始まるとコンサートの乗りで立ち上がって踊っていた。手に持っている”ひまわり”の花(どうやらSOPHIAのシンボルらしい)があざやかに揺れるのと、その娘周辺にいる戸惑ったオヤジ達(おそらく古くからのサッカーファン)のコントラストがとっても面白かったね。それはともかく、彼女たちはどうやってこの良席を確保したのだろう?お教えいただきたいもんだ。もうひとつ、彼女たちはSOPHIAが終わったら帰ってしまうのかと思ったら、ゲーム終了までお行儀良く観戦していた。これも何か決まりごとがあったのかな?まあ、宮城の日本戦のようにド真中にポッカリと空席ができなくて良かった、良かった。

 さてその他の観客は・・・。多分罪はないのだけど、ルールを守らない奴が続出していた。スタンドでタバコを吸う奴、通路に立ち止まっている奴、空席を詰めない、もしくは荷物を置いて平然としている奴。「知らない」を前提にすれば、喫煙はある意味仕方ないかも知れない。何故なら、お空が広がっている屋外のスタジアムが禁煙だとはわからないかも知れないから。また余談だが、お隣神宮球場の昔の早慶戦(ヤキューね)には全員でタバコを吸って敵を惑わす「煙幕作戦」なんかもあったしね。実際、ボクの前席でタバコを吸っていた若い奴に「禁煙だよ」と注意したら、ホントに知らなかったようで即火を消した。とは言え、本来なら集団の中でタバコを吸うことだけでもマナー違反とは思うけど、それ以上に知っていながら見て見ないふりをしているサッカーファンの方がいけないよ。みんなで楽しく観戦するために今後はちゃんと注意しようね。

 しかーし、である。タバコは上記理由のため少しの譲歩はする(大人だね)が、通路と空席詰めないの2つは絶対許せない。これはサッカースタジアムのルールではなく社会常識であるよ。誰だって混雑している電車の中で、出入り口を塞いで突っ立っていたり、座席に荷物を置いたりしていたら常識はずれだと思うはず。それがスタジアムで応用できないのは、ただのバカとしか言いようがない。代表戦も結構ひどいもんだけど、通路突っ立ちはこの日のほうがひどかった。スタジアム内の特殊な常識も数多くあるかも知れない。でも初心者がそれをわからないのは、(注意不足もあるが)ある意味仕方ないけど、誰でもわかる社会常識程度はガキであろうがヒトだったら、わきまえて欲しいと思うけどね。

チアリーダーにウッシッシ

 おっと、肝心なゲームのハナシ。
 市船橋の勝因は一言で言って、DFの連携だったと思う。市船橋がまず失点を防ぐゲームプランニングをとったのは誰でもわかったはず。だた普通のチームだったらいくら数的に守備重視に戦おうが、国見の攻撃を防げなかったのに対し、市船橋は数的優位+連携の守備で勝負した。簡単に言えば、まずCBの2人が平山を徹底マーク、同時にSBの2人は下がりすぎず中盤からボールに積極的にアプローチする”つるべ”の守備を実践し、国見のサイド攻撃を防ぐ。同時にSBの上がった穴はボランチといわず、MFの選手が入替りに防ぐ。この連携が見事だった。さらに大久保の個人スキルが凄い。多分一度として国見は左サイド(市船橋の右サイド)からの崩しは実践できなかったのではないだろうか。

 それにしても国見は強い。ボールポゼッションは圧倒的だった。あの小川の一発は仕方ない。しかし、その圧倒的の要因がスキルでなく、蹴って当ててダダダダーンの単純戦術とそれを全うする走力、というのはいかがなものだろうか?この時代の選手こそ、スキルを磨くべきとも思うが・・・。うーん、いいのかなぁ。そのまんまで韓国はベスト4だったしなぁ。悩むなぁ。

 なにはさて置き、休日の決勝戦はいいもんだ。とても楽しかった。
最後にひとつ。この時期の国立は、ラグビーやらなんやらで目白押しで、いろんな球技のラインが引いてあって、非常にわかりづらかった。観客だけでなく、選手もまちがえていたぞ。カレンロバートがラグビーのゴールライン前であせってセンタリングしていたもん。たしかに国立は「聖地」だし、決勝戦の雰囲気を醸し出す場であることはまちがいないけど、ラグビーが譲らないならサッカーが他のスタジアムにその場を移してしまってもいいんじゃない。どうせならW杯を開催した自治体のスタジアムに良い思いをさせてあげたいとボクは思うのだけどね。

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