黄金の中盤は、確かに観ていて面白い。個人技もパスも含めて、ちょっと大袈裟だがレアルのような風格もある。しかも昨日はジャマイカ戦と比較して、稲本が抑え気味で守備に傾注していたからバランスもまあまあだった。だけど不安なんだよねぇ。
M.SALGADOがいるからR.CARLOSが高い位置をキープできる。CAMBIASSOが定位置を確保できないのは何故?FIGOやZIDANEの攻撃の隙間をきっちりとMAKELELEとF.CONCEICAOが埋めているからでしょ。いくらレアルと言ったって、サッカーは結局バランスのスポーツなんだから、攻守の両面を考えると、このメンバー構成になるわけ。なのにジーコは、レアルに例えればMAKELELEとCAMBIASSOにボランチを組ませ、さらにSOLARIをサイドバックに置くような布陣を組んでいるわけだ。これじゃ、バランスがとれないでしょ。せめてCBにCAMPBELLのような屈強でヘディングの強い選手を配置していれば、まだわかるけど、秋田といえども所詮日本人、結局はコンビネーションで守るしかないわけだよねぇ。ということで何か不安だなぁ。僕の目には、後半中田浩が入っただけで、バランス的にはずっと安定してきたように見えた。やっぱし、地味な汚れ役はチームに必要だと思うけど、ジーコは何を考えているのかな?まだ結果を求めるのは早いことはわかるけど、それにしても・・・。
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この中にはFが・・・ |