カントクの寝言  road to germany 第6章「秘密」 (2004.11.18)
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■鬼門サイスタ

 サイスタってところは、一体何なのか?専用のわりには、西が丘や三ツ沢や鳥栖のような臨場感はなく、またサンシーロやジョゼ・アルバラーデやドラゴンのような(と行ったことのある海外スタジアムを並べるのはいやみだなぁ。でも、そのいやみが好きなんだ。)、いや豊田スタジアムや仙台スタジアムのようなスペクタクルな劇場的雰囲気もない、何か”のぺぇー”とした場所だ。さらにこのスタジアムはオイラにとって鬼門だ。行き帰りにおいて今までも何回ものいやな思いをしている。最初の頃は、この時とかあの時とか結構期待していたんだけどねぇ。でも百歩譲って、オイラだけが鬼門ならば仕方がないが、どうも世の中にはこの氏のような強烈な体験をした方を含めて同胞がかなり存在するようだ。

 だからオイラはサイスタに行きたくない。しかしジーコはサイスタが好きらしく、オイラは彼が日本代表のカントクさんでいる間は今後も何回も、混雑した「埼玉高額鉄道」でサイスタに向かい、またゲーム後、牛のような歩みで浦和御園駅に向かいさらにやっと深夜に帰宅する、という行動を継続しなければならないのか。いやだ。いやだ。絶対いやだ。でも日本代表のゲームに行かなくては、こっちも絶対いやだ。うんだば、どーするのか。

 アタマの良いオイラは考えた。そうだ、楽にサイスタへ往復できる方法を考えればいいのだ。それはクルマだ。でも駐車場はあるのか?あるのだ、そう、あの秘密の駐車場が、あ・る・の・だ。

■秘密の駐車場

 11月17日、ワールドカップ1次予選最終戦。オイラはクルマでサイスタへ向かうと決めていた。途中で秘密の駐車場の場所をご存知のK氏をひろい、一路サイスタへ。そして次回からは、その駐車場にクルマを停め、楽な往復ができることを夢見ていた。

 当日朝。「○○○く〜ん。悪いが、今日の打合せは16時30分からにしてくれないか?」ウチの気の弱いブチョー(今まで数回登場した部長とは別人)が言った。K氏とは17:45に待合わせているため、この打合せが30分で終われば間に合う。ややリスクはあったが、今までeuroやら何やらで勝手に休みをとり、多少なりとも会社内での居心地が悪くなる気配を察したオイラは、このオファーを承諾してしまった。

 しかし・・・、打合せは終わらなかった・・・。

 会議中にトモコさんに「Kさんと先に行ってくれ」と、ひそひそtel。オイラは結局、一生乗りたくない埼玉低速鉄道で浦和美園駅へとむかうハメになったのだ。

■サイスタの試合

 美園駅に到着したのが19:20。ちょうどキックオフの時間。しかし、この時間にも意外と多くスタジアムに向かう人がいるのにはびっくり。みんなアシを早めている。駅前には100円でスタジアムまで行くバスもあったが、オイラはなんとなくいつもの遊歩道を、でもやっぱしアシを早めて歩く。途中ダフ屋が「定価でどうだ!」と言っていた。言い値が定価なら、どこまで落ちるかを試してみたい気もしたが、何か本末転倒なんで黙ってダフ屋の横を通り過ぎ、スタジアムへ。南門のゲート近くになったところで、玉田ゴールのアナウンスが聞こえる。時計は19:30を少し回ったところ、ということは前半10分程度の時間。これは、今日は久々に得点ラッシュが見れそうだ、とオイラは(っていうか誰もが)思った。そして結局オイラは一度もゴールを見ることができずにスタジアムを去ることとなった。はい、オイラごくろうさん。

本文と写真はほとんど関係ありません。

■秘密の駐車場ぱーと2

 しかし1−0でも、いつまでも加地が出てても、小笠原が走っていなくても、福西の肘ウチが見れなくても、そんなことはどーでもいい。オイラの興味は秘密の駐車場だった。スタジアムから早足で離れ、トモコさんと数分歩き、Kさんとの待合わせ場所、すなわち駐車場へむかう。そして暗闇に隠れて駐車場はあった!オイラにはジョホールバルのような感動が走った。もうこれでサイスタ苦労がなくなる!ありがとうKさん、ありがとうサイスタ?、ありがとう駐車場!!

 そしてKさんを送った後の帰宅に関わらず、自宅の時計はまだ22:30であった。

 ガハハ、もうサイスタなんて怖くないもんねぇ。

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