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 6月8日 blogから抜粋
 「W杯が始まるよ(ベタ)」
 

 

 98年時ほど初心ではなく、02年ほど当事者意識がなく、ましてや94年以前のようなお客さんでは決してない普段着のW杯が遂に始まる。もちろん、ジーコへの、日本代表への不安というかあきらめに近い冷めた気持ちも一部にあることは事実だが、ここは世紀の祭典、思い切り一喜一憂し人生をかけて楽しまさせていただこうと思う。

 そのために、まず日本代表を思い切り応援する。勝ったら素直に喜び、負けたら泣く。ゲーム中は心の底から日本代表を信じ、そして応援する。W杯以外のゲームには、たとえそれがタイトルマッチだとしても、何らかのエクスキューズがある。例えば、育成の過程だとか海外組が不在とか・・・、しかしW杯には一切の言い訳はない、勝てば強く負けたら弱い、それだけだ。だからこそ、オイラは何も考えず思い切り日本代表を応援する。

 02年大分、メキシコ-イタリア、ここには何100人ものトッティがいた。その光景を見たメキシコ人のあるご夫妻にオイラは「日本人は何でイタリアが大好きなの?」と聞かれ、答えに窮した記憶がある。他国のレプリカを着る、このことに違和感を持たないサッカーファンは日本人だけなのだろうか。もちろん様々な事情はあるだろうが、世界標準ではない。オイラは20日にドイツに向かう。着るものはもちろん全て「青」だ。他国同士のゲームであっても「青」を通す。日本サポーターのアイデンティティとして。

 一方、W杯はまさに世界からたくさんのサポーターが集う祭典だ。その祭典に参加することはW杯の大きな楽しみである。その輪に素直に入り、かつ会話して友人となるためには、オイラのことを一目で相手に理解してもらう必要がある。それが「青」でもあるのだ。そしてこの祭典に参加できるたった32カ国の一員になれたことを、心から楽しみたいと思う。
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