7月12日
 「カルチャー ショック」
ハノイに到着

 

バババババイク
ドコデモバイク

 

 

この日の夕食 1人16ドル
暑さと酔いで帰りは裸

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 インターハイの炎天下での連戦やら夏合宿を経験しているプレーヤーにとって、どんなに暑い場所でもたかだか90分のゲーム、しかも開始は夕方か夜、この程度の環境でアウェイの洗礼とか何だとかギャーギャーわめくな!と思っていた。

 12日、やたらエアコンが効いたVN955は定刻通りにハノイへ到着。そして飛行機を降りた瞬間、オイラはぶっ飛んだ。暑い!ハンパじゃなく暑い。この暑さは菅平の夏合宿や東京のグラウンドでの練習時の暑さの比較にならず、またW杯予選で訪れたバーレーンマナマの暑さとも違う。たしかに気温だけで言えばマナマの方が高かったかも知れないが、ここハノイの肌にベタッとまとわりつく湿気は、不快指数を数倍にさせる。マジにこんな所でサッカーするのか?オイラはあっさり前言撤回をしてしまった。

 空港からマチへは友人が仕立ててくれたツアーバスに相乗りして向かう。このバス中から市街地を眺めたとき、オイラは暑さに続くカルチャーショックを受ける。それはバイクの多さである。

 バイクが多い、それは聞いていた。しかし、聞くと見るは大違いであった。まずこの国には車線というものが存在しない。日本でいう一車線にバイクが5台並行して走る。さらにウィンカーを出さずに車線?変更。前からクルマが来ているのにおかまいなしで、右折、左折。オイラの乗車したバスもバイクがじゃまだったら、何とセンターラインを越えて追い越す。対面からクルマが来ているに関わらずだ。さらにすごいのは信号。誰も守らない。赤でも突っ込む。前にクルマでもバイクでもいれば、すぐにパァパァーとクラクション。昔トルシエがクルマが来ていない時でも赤信号を待つ日本人を嘲笑したことがあったが、冗談じゃない、フランス人だってここと比較すれば充分に信号を守っていますよ、日本人と変わりナシですよ。

 ガイドは皆慣れているから事故は少ないのですよ、と解説する。なるほど、その交通を見ていると、カオスの中にもそれなりのマナーというかルールがあるように感じ、ガイドの言うことに納得した。んが、オイラは帰国までに5回事故を見た。つまり毎日1回は事故に遭遇したわけだ。これって少ないか?

ともあれ、ホテル到着。最初に確認しようと思ったのはネット開通なのだが、フロントに”ADSL”という表示ありのため安心。おねーちゃんに「これ、どーすればいいの?」と聞いたら、「No」。Why?だって看板あるじゃん。フロントねーちゃん曰く、ハノイ市中のADSLが不通になっているらしい。だとしたらメディアは大丈夫なのだろうか?シゴト柄少し心配になる。(結局おねーちゃんのウソだったのだが)

 夕飯はツアーメンバーと同行することとし、それまで少しハノイ市街をお散歩。ぶらっと歩いていると市場があり、バッチもんをターゲットとして入るが、最初の場所が生もの食品、その強烈な匂いにオイラとトモコさん、吐きそうになる。でもナオちゃんとSさんは平気そうだった。鈍感なヒトたちだ。

 早々に市場を退場し、ビールを飲むために予約したレストランに予約2時間前の17:00に入る、その後どっかに行こうと思っていたが結局そのままツアー一行が来るまでレストランに居座りビールを飲みつづけていた。(だって暑いんだもん)19:00に皆なが集まり、ヴェトナム-カタールを観戦しながらお食事。ヴェトナム家庭料理のレストランであったが、おいしい!安い!たくさーん飲んで、食って、さらに(内緒だが)事前のオイラ達のビールも入れて、なんと1人16ドル。本日3度目のカルチャーショックである。

 こうして一晩目は無事終了。しかし、この時点ではオイラはまだ最大のカルチャーショックを体験していなかったのだ・・・。

 

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