7月14日 
 「旧友との再会」
HCM中央郵便局と人民委員会庁舎前
Ngoc Suongの美味

 

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■ハノイから飛行機乗ってホーチミンへ着いたぁ(五木ひろし風)

 ハノイ-ホーチミンの往復航空券は約24,000円。ならば何もサッカーのないホーチミン(HCM)まで足を伸ばす必要はないじゃないかと普通は考えるし、オイラ自身も何故ゆえHCM?と思っていた。理由は2つ。高校時代の親友がここに赴任していて久々に会おうと思ったこと、今回の行程をアテンドかつ同行(個人的趣味とも言えますが)してくれたS氏が絶対HCMに行くべきだと主張したこと。24,000円は確かに痛いがそれ以外に反対する理由もなく、我々も同行することとしたのだ。ところで、その高校時代の親友とは・・・。

■タバコ吸っているか?

 入学式が終わり、教室に入る。「とりあえずテキトーに座れ」担任の先生のコトバを聞く前にオイラは中学時代から指定席となっていた最後列窓際の席に陣取る。まずは、付属の中学から進級してきた奴らを除いて、ほぼ全員が初対面であるはずのクラスを仕切る必要がある。そのためにはこの席はベストなのだ。(実はこれが後で大問題を起す。クラスにはダブった生徒が2名いて、コイツらに目をつけられたオイラは、ボコボコにされたのだ。が、この時点でそんなことは知る由もない。)
 「ここ座っていいですかぁ?」オドオドとした態度でもう1人の新入生がオイラの隣席を指差す。「いいよ。」鷹揚に答えるオイラ。座った奴へのオイラの第一声、「オマエ、タバコ吸っているか?」ビビッた隣人は答える、「少しだけ吸ったことあります。」これが花田との出会いだった。
 その後2人は親友となった。あのJリーグ開幕の日(ヴェルディ-マリノス)も花田はまっさきにウチに駆けつけてくれた。なんで開幕の日にウチへ?なんとこの日にウチのオヤジが亡くなったのだ。だからオイラは絶対にオヤジの命日を忘れない。自分の命日を息子に絶対に忘れさせない作戦だったのかも知れないが・・・。
 その入学式の日から30年以上の時を経て、花田とオイラはここHCMで再会したのだった。 

■ホーチミンで

 結論、来て正解!まずハノイと比較して温度と湿度が低く、すごしやすい。またあくまでハノイとの比較であるが、街がきれい。女性はここでもやっぱしきれい。さらに、あのおぞましきバイククラクションが(あくまでハノイとの比較であるが)少ない。HCMgood!

 ホテル到着後、トモコさんは早速洋服の仕立てに行く。仕立ての良いオーダーメードのシルクワンピースが10,000円程度で出来るそうだ。ここで先ほど10年振りくらいに会った高校時代の友人が早速悪態をつく。日本人は決してアオザイをつくるなと。どんな日本人でも100%似合わないと。たしかに、こちらの女性は、顔と頭が小さく、肩幅が狭い。その体型に似合うべくアオザイを日本人が着ると滑稽に見えるそうだ。もうひとつ、すごいことを聞いた。彼女たちは、背中の上にえくぼがあるそうだ。これは腰に肉がついていないというか、薄いというのが正しい表現か。オイラそれを確かめるために、実践・・・、できるわけないよね、トモコさんと妹が一緒に来ているのだからさ。

その後花田のアテンドで市場や名所を観光し、Ngoc Suongという海鮮レストランへ。普通の海老を焼いたもの、蛤という前菜らしき料理に続いて、生牡蠣、伊勢海老の刺身、渡り蟹を蒸したもの、ここいらがメインディッシュである。〆めの伊勢海老の頭を入れたおかゆを含めて、美味と驚きの繰り返し。ワイン2本空けてこれでも1人35ドル、ともかく最高だった。

 でもこれで終わりじゃない。花田の野郎、普通の会社接待の感覚でアオザイおねーちゃんのいる店にオイラ達を連れて行った。オイラ「達」って、トモコさんとナオちゃんだぜ、オイラお預け状態になるのわかってんじゃん。このクラブで苦悩の1時間を過ごした後、足裏マッサージ、最後はオープンカフェで・・・、とHCMの夜を満喫して終了。花田さん、ありがとね。

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