最後までお付き合いのコンフェデ2
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6月7日
悪魔のささやき

以上で僕のコンフェデは終了、のはずだった。が、セミファイナルのこの日、会社でのシゴト中にtelから悪魔のささやきが…、なんと決勝のチケットが入手できるとのこと。「行くに決まってんじゃん」悩みもせずに、答えてしまった。さあ、それからがタイヘン。もし、フランス(でしょ)vsオーストラリアなんてファイナルになったら味も素っ気もない、ということでシゴトをふけて17.00に帰宅してしまった。もちろん代表を応援するために、ね。
そして豪雨の中のナカタ、ゴール、仁王立ちガッツポーズ、かっちょいいかった。思わず惚れたね。相手は迷惑だろうけど。

6月10日
フランスは強かった

19.00横国、FIFAテーマとともに日本代表がフランスと一緒に入場してきた。「すげぇー」たかが、コンフェデ、2軍の大会、強行日程等々、たしかに僕も批判的でさめていたはずだが、日本のフル代表がFIFAの公式大会のファイナルで、しかもワールド&ユーロチャンプのフランスと一緒に入場してきた、この絵を見たら、なんか感激してしまった。「すげぇー」
ということで、久々のちゃんとした観戦記を。(以下はサッカージャパンへの投稿を転載しました。)

さて、フランス・・・、強かったぁー、正直手も足もでませんでした。その中で僕の思ういくつかのキーポイントを。

◆後半開始:稲本の評価、三浦淳との交代
僕は前半の稲本の貢献は大であったと思います。稲本はほぼヒデの位置(彼の立場で言えば高めのボランチ?)で、前線へのフィード及びフランス中盤へのプレスを担当しました。そしてことごとくフィードは潰されました。
つまり攻撃の基点にはなれなかった。では何故貢献大か?
彼が潰された、言い換えれば彼にフランスDFが集中したからこそ、小野が活きたのです。日本の前半の攻撃はほとんど小野を基点としたものでした。それができたのは稲本のおかげだと思います。

しかし、そうなるとどうしても攻撃が左サイドに偏る。後半、これをどのように打破するのか?に僕の興味はありました。小野を中央に配置する、妥当な手段ですが前半の稲本のように潰されるのは必至です。でも左サイドのままだと、攻撃偏りは改善されない。うーん、もう1人パサーが欲しい・・・。

結局トルシエは僕の考えた中間点をとったのだと思います。つまり、小野を真中にして、左サイドも崩す。それが三浦淳の投入でしょう。ここまではわかるのですが・・・。

◆久保の投入

小野→久保の交代はわかりません。フランスの中盤守備が厚く、前線に球が配球できない状態なのになんで2トップにしたのでしょう?しかも”純正”パサーはゼロになってしまった。
相手のフィードの正確性を消すため、2トップでチェイシング!ならば、まだわかります。しかし、それならば久保でなくゴンでしょう。実際、久保はウラを狙っていましたが、チェイシングの意識はなかったように思われます。

◆それにしてもフランス・・・
フランスはパス回しで日本DFを翻弄しました。パスをするごとにDFのマークがどんどんズレていった。逆に日本はいくらパス(サイドチェンジ・スルーパス)を行っても、相手はマークがズレない。いや、パス毎にどんどんコースを限定されていった気がします。
シュートがどうとか、得点差がどうとかでなく、格の違いを実感させられました。この差は真剣勝負の98年VSアルゼンチン、クロアチアにも感じなかったほどの差でした。

◆中田は帰るべきだったか
ナポリ戦の結果をわかってから、この件を言うのは卑怯だと思います、という注釈付きで・・・。
僕は決勝前は帰るべきだと思っていました。理由は彼個人にとって、セリエAでのスクデッド獲得の場にいることはものすごいプラスになると思ったから。
でも決勝のフランスの強さを目の当たりにすると、彼の存在感がどうしても欲しくなりました。横国からの帰宅途中、彼個人にとって本当にイタリア帰国がよかったのか、ずっと考えました。日本代表にとっての中田、ローマにとってのナカタ、チームにとっての重要度はまちがいなく日本代表のほうが上でしょう。それを考えると、気持ちは複雑でした。

そして、結局ローマは、ナカタは・・・。
#日本でウハウハしてるのは、ジローラモさんだけだったりして。
理不尽と思いながらカペッロを怨みました。

ということで、僕のコンフェデは本当に終わったのでした。ホントにオシマイ。
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