ＳＫ＠キャンベラです。やりましたねぇー。得点できなかったのが残念でしたが・・・・。

あっ、忘れてしまわないうちに・・・、ご丁寧なメールありがとうございます。Ｊ−ＮＥＴ関係サポーターの人たちとのＢＢＱは、私たち家族にとっても、このオリンピックで最高の思い出になりました。これも、皆さんの暖かい励ましと純真なあそびゴコロのおかげです。本当に感謝しています。（思いもせずたくさんの参加をいただき、十分な「餌」を用意しきれなかったようで・・・・。うーん、肉が食えなかった人もいたか・・・。一人で３枚食べたって豪語していた人のとばっちりですね。食えなかった人、ごめんね。）

今夜のブラジル戦には参戦できませんでしたが、その代わり、「臨時スロバキア・サポーター」としてブルース・スタジアムへ一人で行って来ました。代表ユニを着て行こうかどうしようかちょっと迷ったのですが、何も恥じることをしていない日本代表なんだからと、胸を張って代表ユニで出掛けました。（でも、内心ビクビク・・
・。）当日の会場にいるサポーターは９割方が南アフリカ・・・・。どこを見ても南アフリカ、南アフリカ、ただただひたすら南アフリカ・・・・・。

スロバキア・サポーターはメインスタンドに５人ほど、バックスタンドに７人ほど・・・・。スロバキア国旗も２振りだけ・・・。「こんな中でスロバキアをサポートするのかぁ、厳しいー」ってぐるりとスタジアムを一周しているうちに見つけました、
ジャパン・ブルーの代表ユニ！タイから流れて旅をしている日本の青年一人！その青年と一緒になって、バックスタンドのスロバキアのサポーターの近くに行くと、そこにも日本の女の子が３人！（決して、女の子が目当てだったのではない、念のため。）
スロバキアの人は「日本には参った。今日はスロバキアにとって貴重な１勝、そして日本にプレゼントの１勝をするよ。」って言って下さって、「スロバスコ、ドット、ホー」「スロバッチ、ミーチャ、ゴール」って応援を教えてもらって魂を送りました。（←発音なんてこの際どうでもいいよね。サポーター数の劣勢、大声でカバーしかないもんね。）

この時嬉しかったのが、Ｊ−ＮＥＴで知り合って今夜はブリスベンに行っているシドニー在住のルーさんが日本ｖｓブラジルの状況を逐一携帯電話で教えてくれたこと。私からも南アフリカｖｓスロバキアの試合が動くたびに携帯でルーさんに連絡を取り、さながら二会場同時進行の試合を目の前で見ているようでした。

試合は、前半はずっと南アフリカの黄色いユニの突破が目立って、ヒヤヒヤもの。ただ、南アフリカもスロバキアの固い守備に阻まれてゴール前にはなかなかボールが出せず。スロバキアも個人技で抜け出して南アフリカ・ゴールを目指すもサポートがまったく、まったく、まったく無し！、どちらも単調な一進一退。スロバキアのあまりに消極的な攻めにイライラしっぱなしでした。それほど、南アフリカの突破力が恐ろしかったと言うことでしょうが。

後半にはいると、なんと別チームのようなスロバキア代表！。攻めるも守るも早い早い！サイボーグ００９島村ジョーの加速装置を手に入れたか！？って分厚い怒濤の連続攻撃、引きの早さ！ついに先取点！そして２点目！ほんま、これが前半と同じスロバキアかぁって驚嘆。しかし、それも後半１５分まで。

再び試合は膠着状態、しかも審判の判定ミスや遅い判定に選手もスタンドもイライラ、続く約１５分はかなり荒れた危険な試合になってしまいました。まぁ、最後はきっちりした試合内容に戻ってタイムアップで２−１でした。

後半に入ると、日本代表ユニに気付いたのか、ブラジル人サポーターも６人が加わり（彼らは私の携帯での情報が知りたかったらしい。ハーフタイムに途中経過を知って余裕をかまされたかな？そう考えたらちょっと悔しいけど、スロバキアの善戦で「これで一緒にＱＦだね」って言われてやっぱり気をよくしました。）、いかにもオーストラリア的な応援をしました。ブリスベンも熱かったでしょうが、ブルース・スタジアムも熱く燃えましたよー！

結果、スロバキアの勝利！ブリスベンの結果が結果だけに日本代表サポーターとしてうれしいのはもちろんだったけど、キャンベラで応援したスロバキア代表の勝利は、代表が勝利したのと同じくらい、ただ素直に純粋に嬉しかったですよ。試合後、全スロバキア選手がバックスタンドの私たちの前に来てくれて、選手全員とハイタッチしました！（汗臭せー、だったけど、選手みんなが素晴らしい輝くような笑顔でした。）スロバキアの人と別れるとき、「日本が好きだから、この１勝はプレゼントだよ！」って言う言葉に胸が熱くなりました。

ともあれ、これからが、またまた大変ですよね、代表も、旅を続けられている皆さん、後ろ髪を引かれる思いで帰国された皆さんも。がんばって応援しましょう。