その時、国立は揺れた。
国立がここまで揺れたのは、フランスＷ杯予選韓国戦の山口のループシュートが決まって以来だ。それほど、辛く厳しい道程を経た後のゴールだった。
　このゲーム、観る立場ではホント辛かった。日本は攻めに攻める、でも点がとれない、そんな時に相
手にワンチャンスをものにされてしまう。ゲームには「運」が存在する。アトランタのブラジル戦、あの幸運の反対が今国立で演じられているのか。神様は今迄順調すぎたＵ２２に最後のアウェイで五輪切符をとるような試練を与えようとするのか。

　しかし、この思いは杞憂に変わった。後半２０分をわずかに経過した時、俊輔が左サイドに出そうとしたパスが、ＤＦにカットされる、が相手がわずか遅れたため、球は勢いをなくし、しかし左サイドへ流れる、ヒデが容易に追い付きセンタリング、そして平瀬・平瀬・平瀬・平瀬。
彼らの逞しさには、憧れさえ抱いてしまう。万歳！！日本Ｕ２２代表。

某一部上場不動産会社Ｓ社長の談話
「素晴らしいゲームでした。当社では歳の違いはあれ、今回のＵ２２に該当するのは主任以下でしょうか。主任以下は頑張ってますよ。でも、フル代表に該当する課長以上にも頑張ってもらわないといけません。サッカーも会社も同じですな。」

上記会社Ａ大課長の談話
「お前もな！」

決定！！冬期強化合宿！！

　ｔｏｋｉｏ　ｋａｓの冬期強化合宿の日程が発表された。１２月２９日1泊、場所はｊ−ヴィレッジである。遂にｔｏｋｉｏ　ｋａｓもサッカーの伝統に乗り込むことになった。何人の選手が合宿に選抜されるかは今だ不明だが、実りのある合宿を期待したい。尚、当日は日本代表ｕ−１８も当地で合宿しており、非公開ながら練習試合が行われる予定である。