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酔かと〜れ特別ver.「オシメ語録

 わたしはイビチァ・オシメ。元ピクシー達のカントクをやり、W杯でマラドーナのケツのアナをガクガクにしてやった名将である。今、故あって極東の田舎チームを指導しているが、この極東では、わたしの指導よりも言葉の方が有名である。特にインパクトが強かったのは、かの歴史上に残る名言「魚でも肉でもない」であるが、ドイツの慣用句を知らない極東のオバカなジャーナリストは文字のままを日本語に直訳してしまった。こういう行為を日本では「身も蓋もない」というのではないだろうか。

 話題がそれてしまった。本題に入ろう。わたしのカントクしている古河電工という日本でもトップクラスのチームが天皇杯で敗れてしまったため、2003年末のわたしはヒマをこえてしまった。その時、元古河電工で今はキャプテンとやらの訳のわからん役職に就いて、かつその名称にご満悦になっているカバブチより、将来を嘱望されるチームが千葉で合宿をやるので少し見てくれないか、との要請が入った。わたしはヒマであり、かつその合宿所ではアワビの踊り食いが食せるということもあり、わたしは2つ返事で館山に飛んだのである。

 館山には、FC Tokiokas という名の日本の将来を嘱望されているらしいチームのメンバーが既に集合していた。が、選手を見て驚く。上は50歳を越すオヤジから、下は幼児までいるではないか。しかも女性もいかにも怖そうな姉御からぼけぇーとした学生まで多士済済。うーん、これが噂に聞く総合型クラブチームなのだろうか。わたしは感心を通り越して、感動してしまった。そしてこのチームに2日の短期間であるが、わたしの全てを捧げようと決めたのである。

■オシメ語録その1 合宿スタートの会見にて
今、我々に必要とされているのは、他のチームで普段は宴会に出場していない、ヤル気のある選手を獲得することだと思う。宴会に出たい、芸を魅せたいと思っている選手は、実際に宴会に出場するといい芸をするものだ。逆にいえば、選手というものは2年ぐらいいい芸をして気を抜くと、どうしても落ちていくものだが……。サッカー?知らん。

■オシメ語録その2 午前中の練習で
今日は、ボールを走らせて、相手を走らせろ。で、自分は走るな。どんな日でもエコノミックなサッカーが楽しいぞ。

 そう、合宿の楽しみは夜なのである。いかに夜まで体力を温存しておくかで、夜の楽しみ方が大きく変わってくる。君達だってそうだろう。修学旅行で見物した名所旧跡を覚えているか?そんなことより、消灯時間以降にタバコを吸ったとか、おねいちゃんと△$*#◎のほうが楽しかったであろう。その夜のウォーミングアップが宴会なのである。宴会を粗末にするものは宴会に泣くのである。

■オシメ語録その3 紅白後の会見にて、「小林の不在も、前半の不振の原因の一つか」の問いに
関係ない。小林がいなくなってtokiokasが変わってしまうのなら、それは本当の芸とはいえない。っていうか、いなくてよかった。もう来るな!

■オシメ語録その4 紅白戦後の監督会見で、「今日の大熊選手のプレーには満足か。」の問いに
どの選手に対しても、常に満足することはない。なぜなら、満足してしまうと赤坂の成長が止まってしまうからだ。

 とは言え、たまにはサッカーのハナシをしよう。選手は世に連れ旅に連れ変わるものだ。だから昔を懐かしむ必要はない。それから大熊のことだが、正直言って満足ではあった。が、そのプレーの成熟度と恋愛が反比例するのが怖いのである。というか、興味深いのであるな。

■オシメ語録その5 宴会前のミーティングにて
人生は100年も続かない。選手の宴会キャリアなど短いものだ。その短い選手生命の中で、何か歴史に残る芸をしよう。

 そしてメインイベントの宴会が開始された。宿屋の主人はわたしがある弱みを握っているせいか、やたらサービスがよく、なんと全員にアワビの踊り焼きがついている。そして”するめ”は最初から飛ばしている。いい傾向だ。宴会はこうでなくてはいけない。守備はある程度の約束事を決めるが、宴会は自由なのだ。うん?どこかで聞いたようなコトバではあるが・・・、まあ気にするな。

弱みのある主人の経営するホテルと
         tokiokas最年少選手(とオヤジ)

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