indexへ  その1へ

天皇の
那須御用邸滞在記

 
■新大宝律令制定
未来の「なでしこジャパン」

 大宝律令とは朕の祖先文武(もんむ)天皇の命令で中国(唐)の法律を参考にしながら,日本の実情に合うように701年に編集された律令政治の基本法である。知っとるけ?日本史で習ったべ。朕も祖先に習い、中国のホスピタリティをわきまえない、かつヘタレなブーイングを参考にし、日本庶民の実状に合致した律令を制定した。
 『食事時には各自ビール1本をポケットに隠して持参しろ。』
 これはビール1本で700円もとる、あこぎなレストランに対する庶民の自衛手段である。世に言う新大宝律令はこうして制定された。

 そして宴が始まる。天照大神のストリップショーこそなかったが、おいしい食事に新大宝律令を遵守した選手たちが持ち込んだおいしい酒。特にマリーシアK野は同法律を拡大解釈し、ワインのボトルを数本持ち込んだらしい。エライ!法律とはこうやって施行されながら、民のためによりよきものとなっていくのである。さらに運動後のさわやかな高原というシュチュエーション。誰もが幸せそうな顔をしていた。

 宴後、某作戦ルームにおいては本日練習のVTRが公開された。これだけの機材を持参してくれた埼玉の長老、そして練習中撮影してくれたD女史、見事な連携である。尤ももう一人のカメラマンI垣も、たまたまケガしていたという理由ではあったが、よく働いた。次の合宿も是非ケガをして来るよう願っておこう。

夜のミーティング風景

■これが青春だ!

 さて、楽しい宴が終わる。が、実は、本当は、ここからが若者のステージなのだ。考えてみて欲しい。いくら、朕が良い現人神でも、M岡やI塚が良い人であっても、オヤジはオヤジ。若者にとっては、気を使ったり、敬語で話したりと、うざったい存在であろう。だからこそ、全員集合の宴の終了後、酒も多少入り、さらに体力が余っている若者にとっては、体力のないオヤジたちが寝入った「これから」が本番なのである。
 君らも覚えているだろう。会社のうざい宴会中にこんぱにゃんとナシをつけて宴会後、朝まで遊んでいた熱海の夜。同じく宴会後若手で繰り出し、何故か数人が兄弟になってしまった札幌の晩等々。(作者註:これらはあくまで一般的事例であり、作者の体験談ではありません。)
 そしてこの晩もゆーすけやするめのようなバカどもが、お下品な行動をとるのではと朕はひそかに期待、もとい心配していたのである。

 それが・・・・・。なんと、あの最も若い未成年のタバコ少年が、練習で使用した全員分のビブスを洗濯して干しているではないか。何と美しい光景なんだろう。何と感動的な光景なんだろう。この清い心を、いつもちゃらちゃらしている本当の父親に見せたいと思った。さらに親はなくても子は育つ、ということがはっきりわかった晩であった。

偉かった匠

■さわやかな老若男女

 そして翌日も快晴のさわやかな高原の極上芝生で、老若男女はボールと戯れた。朕は思う。ここまでの年齢差、性別の違い、つまり価値観や体力の異なりがありながら、みんなが笑顔になれるフットボールとは、なんと素晴らしいスポーツなんだと。

最後の”対抗戦”

 こうして合宿は笑顔で終了した。朕もこの合宿を通して下々の者たちのカラダとココロの健康というものに触れ、何かうまく言い表せないが感動を感じた。また、この合宿はこれでオワリではないらしい。次回は05年1月、場所は館山で開催だそうだ。また行ってみよう、そして今度は下々の者に混じって蹴ってみよう、そんな気持ちになった。

 で、最後に愚痴。
 ったく、ウチの皇太子もヨメのま○こも、蹴ってみたらいいんだよ。何、ぐちゃくちゃ文句言ってんだよ。イヤな思いなんか全部吹っ飛ぶし、ファミリーというものの、チームワークというものの大切さが実感できるゼ。な、侍従長。

お疲れ様!そしてまた極上芝生で会いましょう!

 

indexへ  その1へ

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送